淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~




……なぜだろう


すごく悠雅に会いたい





「んん〜。澪ちゃん、このまま教室戻っても暇だし今日はもう倉庫に行かない?」




「……暇って、あなたね...」



「いこいこ!」




そう言う海は再び私の手をとり駆け出した







─────────ブロロロロロッ





授業中なのにバイクの音が鳴り響き、教師が窓から顔を覗かせる




「おい!君たち、何してるんだ!」


「飛鳥っ!お前...授業に出てないと思ったらそんなところにっ!!
誰だっ!バイクの前に座ってるやつは」




海の顔は生憎ヘルメットで隠れて見えない




「じゃ、しっかり捕まっててね〜っ」





教師の声が聞こえてるのか聞こえてないのか




海は笑顔でバイクを発進させ道路へ飛び出した