淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~



呆れたように言われた言葉に私は狙われる立場だったということを再認識させられる





「でも悠雅が来てくれたじゃない」



「…そういう問題じゃない。

俺が来ても捕まった後じゃ遅ぇんだよ。

もし…お前の身に何かあったら…」





悠雅の口数が多いことと


それが私の心配ということに


素直に嬉しさを感じる






「…私もよくここまで振り回されてるものね」





自分の感情に自分が一番驚きながらもそっと悠雅の胸に顔を埋める





ここが一番安心する


一番ぬくもりを感じれる







…こうすると

あなたが優しく抱きしめてくれると知っているから




「…これからは連絡しろ」


「…ええ」


「それで?」


「ん?」


「そんな暗い顔をして何があった」




やっぱり悠雅には気づかれるのね