……はぁ
分からない….
どうして優香があの学校に…
『澪!おっはよ!』
『見て〜!!澪、この服可愛い!着てよ!!』
優香にはずっと笑顔でいて欲しい
あの笑顔を私が消すことはしたくない
危険なことに巻き込みたくない
でも…
私が遠ざけたら優香は悲しむ…
わかってる
人に離れていかれるのがどれだけ辛いか
一人ぼっちになったときどれだけ心細いか
でも、危険な道に連れ込むよりはマシでしょう?
奏さんとのアパートへと向かう道を一人で考えながら歩いていた時だった
─────────グイッ
ポスンッ
「…へ?」
油断していた為にマヌケな声を出してしまった私を、香水と煙草の香りが包み込む
「……一人で歩くな」
少し怒りを含んでいるような低い声が降ってくる
「…悠雅」
彼を視界にいれた瞬間安心する心
「澪、注意力が足りなさすぎる」

