淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~



『俺は絶対…お前を手に入れる』



頭の中でリピートされる悠雅の言葉





…つまり私は気に入られたわけね…






すごく….面倒な事になったのは嫌でもわかった





「この椅子も…そういうこと?」


「ああ。黒は男 白は女
この族の中で唯一守るべき総長が決めた女のための席だぜ。

んで、黒の中でも一番大きくて白と同じように周りが金で縁どられているソファが……」



「……悠雅の椅子ね」






「だいぶ分かってきた様ですね、澪さん」



「…分かるつもりなんてなかったのに」






……なのに



なのに






『澪ちゃん!!』









あんな事実が発覚したんだから…

しょうが無いじゃない……













君は






私の笑顔の“原因”なんだから…