淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~


「俺の女になったら

嫌っていうほど聞かせてやる」








「真顔で言わないでよ…」




ダメだ…


この男には恥じらいがない


ストレートな言葉で意図も簡単に私を動揺させる











「俺も…お前に聞きたいことがある」




「……なに?」




「名前」



………!!




「昔は飛鳥 澪だったはずだ

なぜ変わった」



「………さぁ?」



「…答えたくねぇのか?」


「……別に

答えようと思えば答えられる」



……ただ

昔の事を思い出したくないだけ……




「…そうか」






途端、ソファの重みがなくなる



「部屋に戻るぞ」





気づくと悠雅はドアの近くまで行っていた