カメラもらった日から数日。 あの日からなんとなくカメラに触ってはいたが撮影はしていなかった。 僕なりに色んなよくわからない気持ちが埋めいていた。 人からこうして何かをもらうのは生まれて初めてかもしれない。 誕生日も祝ってもらったことはあったか? ない。 母は死に、そんな余裕もなく食事さえまともに食べていなかった僕がプレゼントをもらえるはずがなかった。 少しだけ これは正しいかわからないが 春野という客にたいして「感謝」といえばいいのかわからない柔らかい気持ちが生まれた。