(なんの音だ?) その方向に目をやったその瞬間にまたカシャと音がした。 (あ、、) そこにいたのは少しよれた服を着ていたカメラを構えた若い男だった。 僕はすぐにわかった。 (僕だ。) 僕は僕に近づいてみた。 ゆっくり、慣れない4本足で「僕」へと向かった。 足元まで近づいてみた。 どうしようか、まずは、、挨拶か? 僕は「僕」の右足にコツンと頭をぶつけて彼の顔を見上げてみた。