と思ったら、次は歩乃花から、小澤のところに来た。

「小澤くんも、モデルデビューかぁ?」

「うん?」

今日のほのかなんか怖いぞ。

私…勘鋭いかも。

私は風真のとこに行こうとした時。

風真と目があった。

口パクで何かを言って……

手招きをしてる。

そりゃあまあ、もちろん行くけど。

「なに?」

なに?ってこっちのセリフなんですけど。

「ははっ……!チャンスだよ~。
言っとくけど俺、ぽのちゃんの事、好きじゃないからね?」

「え、そーなの?」

「あぁ、だからもう突き放す。

んで、また絡みあわせて、また突き放す。

それで気づいてくれるかが、問題かな」

なーんだ。

小澤のみかたか。

「ねぇ!みんなで一枚撮ろうよ!」

と言う私の案。

ポディションは私が決める。

「ほのか真ん中ー!真ん中の左隣小澤」

「「はーい」」

とハモらせて、お互い笑い合う。

「ほのかの右隣、風真」

よし、最高だな。

さぁ……

小澤理人君、春田歩乃花ちゃん……

存分に楽しむといいよ。

「咲月、顔が怖いよ」

と言われて、我に戻る。

うーーーんっと!

「よし、ピースね!」

パシャッ

そーして、私と修弥と風真で企んだ、

作戦第一を、無事終了した。

次の作戦は……

「レッツゴーだね」

この理由が分かる奴は、シューヤだけかな。