あたしの特別な人


***

あれから一週間。

歩乃花は…

「奈乃香ちゃんいいねぇ~!!」

原田奈乃香っていう仮名を使って、モデルの仕事をしてる。

ちなみに、私は咲月から葉月(はづき)

二人とも、似たような名前にしたんだ。

今日は……修弥と小澤も見学中。

シューヤもモデルやったら、私ヤバイよ。

小澤はあれっきり。

ずぅーーーーっと、へこんでる。

今日は…目がハートだ。

シューヤはずっと笑ってる。

「次!風真くーん」

風真君って、あの歩乃花とよくいた、地味男子だったの!!

小澤はそれを見ても、

『別に……歩乃花が笑ってるならそれでいい…』

と、かっこ良いのか、かっこ悪いのかよく分からないセリフを言っていた。

ダメだなぁ。

私達からしたら、小澤のほうがいいのに!!

でも絶対これは言わない!

言ったら、シューヤに睨み殺される。

「……―月!……咲月!…――?」

「ふへっ!?」

びびっ

びっくりしたぁ~!