「プッ!マジオもしれぇ~!」

「あのですねぇ〜!!」

正直言ってこの人嫌いっ!!

意地悪だし!!

からかってくるし!!

バカにしてくるし!!

ムカつく〜~!!

「はぁ、でもまあ、理人って人がぽのちゃんを、ほっとけない気持ち…分かる」

そう呟いた、畑仲さん。

その言葉は、私の耳へと届いていなかった。


「よし、送ってくよ」

次に口を開いた、そのヒトコトが聞こえただけ。

「まあ、明後日楽しみにしてて」

私の家についたところで、そんなことを言われた。

楽しみねぇ

しょうがない。

「それと、学校では、あき君って呼んで」

「は、はい」

なぜか、ぎこちなく返事をした。

あき君か……なんか、子供っぽくない?

ぷぷっ

「こ~~~~!!子供ぽくて悪かったな!!」

「あははっ!!そんな事言ってないじゃないですかぁ~!!」

私ってそんなに、

分かりやすそうな顔してるかな?