あたしの特別な人

「やっぱ、気に入った。

ぽのちゃん、強制的ね?」

え?

なにが?

「ププッ……分かんない?」

「わか、ん……ないです………?」

「んな事ぉ~!」

どんなこと?

全く分かりません。

「芸能界入りが」

そうぼそっと呟いた。

そして私の顔を覗き込む。

「ちなみに、俺…ぽのちゃんと同じ学校だから」

「へっ!?」

えぇぇぇぇ!?

知らなかったー!