あたしの特別な人


《あ、あぁ…今回ばかりはっ!》

言われなくても、行くけどさ。

「じゃあ、交換条件な。

紹介したい人がいるんだ。明琉に。
連れてってもいいだろ?」

《いい!どんっと連れっこいっ!》

「一人だから。」

いつも親父とは、あんまり話さないけど、今日は結構しゃべった。


「もうキルぞ」

そう言ってぶち切った。

「はぁ」

ため息以外でない。

「大丈夫?」

「あぁ」

あ、そうだった。

歩乃花いるんだった。

ごめん。

「ごめん、今日は帰る。明日開いてる?」

「あ、うん……えっと…明日開いてるよ!」

よし。

明日行こう!



と、その前に。

「答えは明日ね」

と言い残して、その場をあとにした。