歩乃花side

私は今……違う意味での恥ずかしさ。

家にいるんですが………。

てっいうか!

咲月って戸田のこと好きだったの!?

美海もすきだよね?!

でもなぁ

私この状況………どうにかしたいなぁ。

「んんっ」

廊下でキスしてます。

T.S君とM.Sちゃん…(戸田と咲月)

わたし……咲月にこの気持ちが何なのか、聞きたかったのに……。

これじゃあ聞けないじゃんか!!

どうしてくれんのさ!!

むむむぅー!

なんて一人で怒ってると。

私に電話が来た。

誰かも知らないで電話に出た。



「もしもし」

名前は明かさないよ!

《あ!もしもし!歩乃花ちゃんだよね!》

「え?あ、まあ」

そういった私は馬鹿だった。

《あのね〜。君のお母さん、しばらく家に帰れないみたいなんだよね。

だから、しばらく預かっといてって僕言われたんだ!

だからさ、駅で待ち合わせで!

出来れば、はやめにー!》

それだけ言われて、電話がキレる。 

えぇ…外と出るのかぁ……。

でもまあ、お母さんが言ったことだしね。

いうこと聞かなきゃね。

わたしはバカすぎる考えを持ってる。

その頃ちょうど、咲月が入ってきた。

さっきのことは知らないふり!

「咲月」

その一言。

「はいっ!?」

キス嵐おつかれ。

わたしは空気を読むよ☆

「まあ、頑張れ」


そ・れ・だ・け


じゃねぇ。サラバっ☆

このあと、何をされるのかも知らずに。

わたしは、この家をあとにした。