え、熱でちゃった!?

まっ


いちおう、聞いてみよう。

「熱でもでたか?」

歩乃花の返事を待つ。

上を向いた歩乃花の頬は、ほんのりピンクで。

また、可愛いって思った。

それを誤魔化すように歩乃花は笑った。

そして、
「違う……よ!」

曖昧な答えを出した。

「そう?ムリすんなよ」

こう見えて、かなり真剣に心配してるからね!

これも、歩乃花限定!

なんて思ってると、視線を感じたから、歩乃花を見る。

超真っ赤で俺を見てる。

俺の心臓が加速する。


ヤバイぐらいに、恥ずかしいから

また、話を変える。