ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

何だありゃ……

「なぁ、なんの話？」

今は、マナがいないからタイミングを見計らったのか、しゅうが聞いてきた。

「んー。説明しようが…」

だってなんて説明したらいいか…全く。

「お前も鈍感だよな。。」

しゅうが言ったのか？

ふつーそうか。

「理人…！」

ﾄﾞｷﾝ

ハイなんでしょう。
と、振り返ったら……

「歩乃花！？」

まさか、歩乃花とは思わなかった。

「は、話って？」

そのキョトンとした顔に…俺はいつもいつも……ドキドキです。

てかさぁ、よく人の気持ちも知らないで、‘‘理人’’なんて呼べちゃうね。

まぁ、俺も同じなんだろうけど……歩乃花は俺の事好きじゃないし。

だったら、一緒じゃないでしょ？