スーッ、
お。
黒か。って、どっち見てんだ俺。
男を見る。
まずは、赤いワンピの方。
ポケットになんか黒い物体。
なんだ、ありゃ?
銃じゃなさそうだ。
包丁でもない。
爆弾?んなわけねぇよな。
黒い球だ、とにかくは。
白いワンピの男。とくに、なし。
なんだ?無装備じゃねぇか。
いや待て。
ちゃんと、見るべきだよな。
一応、女を確認。
赤いワンピは…
あっ、胸部に銃らしき形の物体が。
なぜ持ってる?
白いワンピは何ももってねぇ。
まさか、グル?
白いワンピだけ、安全か?
全くわかんねぇよ。
とりま、赤いワンピに注意してやっつけるか。
「おい、お前ら離せねぇと殴んぞ?」
ズカズカ近づいて、
「やってみr…グヘッっ!」
まず、白いワンピの捕らえてた男に蹴り一発に腹を殴り
「はっウグッ!」
赤いワンピを捕らえてた男に、みぞ落ちを食らわした。
バタりと倒れる2人。
呆気ねぇな。
「っ、」


