ゴクリ、と唾を飲んだのか隆は首が一瞬出た。
そして、箱に手を入れ、引いた。
キンキラキンの紙が出てくる。
ペラ、とめくると、
「5等…」
ガックリ、する隆。
まぁ、普通は一等とれねぇよな。
それを確認した店員は、店奥に行き戻ると
「こちらをどうぞ!」と、渡したのは最新ゲームソフト。
「うおおおおおおっ!!!」
隆はガッツポーズした。
野次馬の中の誰かが「ずり」とつぶやいたのを聞いたのか
「ふぇーーいっ!」と、また調子乗りの隆。
まぁ、ハズレなしっぽいな
中にまず、一等あるのか?
疑問に思い、中を見たい衝動に駆られた。
そうだ、透視しよう。
スマホをてにとり、メールを開く。
そして、コチラを押した。


