「うわっ、女子のイジメって陰湿っ」 「おいっ、なんだよ、何が起きて―――」 「だから、シーッ!!今、蜂谷―――えぇと、あ、蜂谷 美月ちゃん!美月ちゃんが、お前の取り巻きの一番ヤバい子に、突き飛ばされたとこ」 「っ、」 思いもよらない潤の言葉に、早鐘を打つように高鳴りだした心臓。 それに思わず身を乗り出して再び女たちの方を見れば、腕を組んで仁王立ちする女の足元で、膝を付き蹲っている蜂谷の姿が目に飛び込んだ。