「お前、赤くなるなよ……」
「だ、だって……っ、日下部くんが、急に、へ、変なこと、言うから……っ!!」
「変なことって……お前……。それ、普通に、ヘコむ……」
「ご、ごめんなさい……っ。で、でも、その、な、なんて言うか、今の状況が頭の中で整理できないというか、まとまらないというか、夢を見てるみたいというか、現実じゃないみたいというか―――」
「もう頭の中でイチイチ考えないで、思ったままに答えたらいいだろ」
「え……」
「余計なことばっか考えて、また秘密の関係なんかになったらたまんないし」
「っ、」
「美月は俺のこと、どう思ってんの。俺が知りたいのは、それだけなんだけど」



