はちみつ色の太陽

 



突然声を張り上げた私に、ビクリと大きく肩を揺らした日下部くんが、驚いたように私を見た。


そんな日下部くんを前に、再び込み上げてくる気まずさに、今すぐここから逃げ出したい衝動に駆られる。


そうか……そうだよ。


日下部くんは、ネコのミィちゃんとイチャイチャ……基(もとい)、ニャンニャンしてるところを私に見られたことを怒っていて。


それなのに、その途中、私が倒れたから話はまとまらず、今もこんな風にイライラしてるに違いない。


全く、私ってば呑気も呑気の、スーパー呑気さんだ。


……え、でもさ?

ネコと、ニャンニャンしてるところを見られたからって、なんで日下部くんは怒ってたの?


別にそんなの、怒るような事でも何でもない気がするんだけど。



「にゃあん、」