はちみつ色の太陽

  


✽ ✽ ✽



「……っ、陽!!」



ドンッ!と、鈍い衝撃と共に、駆け寄ってきた潤が、俺の身体にしがみついた。


未だに濡れたままの髪を乾かしていた俺は、それを避ける間もなく、されるがまま。



「……おい、くっつくなよ」


「もう……っ、俺は感動してっ、涙で前が見えない……っ」


「ゲッ、」



言われてよく見たら、俺に抱きつく潤はもう号泣と言っていいほど泣いていて。


余計に暑苦しさが増して、かなり強引に身体を引き剥がせば、不本意にも不満気な顔をされた。



「っていうか、お前、バスケは……」


「体育館に着いた頃には、もうボロ負けてた!だから出る意味なさそうだし、こっちに戻ってきたんだよ……!」


「ああ、そう……」


「だって、陽が泳ぐとこ、俺だって見たいに決まってんだろ……!!」