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「あー!負けた!あの時の一点が決まってればぁー!」
「あはは、でもまぁ、来年こそ二回戦突破できるように頑張ろ!」
体操服の襟元をパタパタと仰ぎながら、本当に悔しそうに声を漏らしたミドリと壁に保たれた。
結局、私たちの参加したバレーは二回戦敗退。
良くも悪くも一回戦は勝てたから、それだけでも良しとしたいところかな。
「……っていうかさ、相手の中にバレー部いるとか反則だし!プロ禁止にしてよ、来年からは!」
「あはは、そうだね。それは今年の反省会でも提案してみる」
言いながら笑えば、「ホント、悔しいー!」と、ミドリは再び声を漏らした。



