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――――気まずい、気まずすぎる。
ミドリが保健室を出て行った後、訪れたのは耐え難いほどの沈黙だった。
ベッドに座る私を高い位置から見下ろしている日下部くんの視線を、痛いほど感じる。
それなのに日下部くんは何か言葉を紡ぐ訳でもなく、ただジッ、とそこに佇んでいて、そのせいで私は身動きが取れずにいた。
かくいう私も、夢だと思っていたことが現実だったと知り、気まず過ぎて顔を上げられるわけもなく。
な、なんでミドリは出て行くのよ……!しかも、勘違いも甚だしいし……!二人きりとか、ありがた迷惑、無駄なお節介もいいところだよ……!!
「…………もう、大丈夫なのかよ」
「え、」
「具合、どうなんだって聞いてるんだけど」



