「それなら、いいけど……でも、ホント無理だけは……」
「っ、水嶋は、心配しすぎだから!ホント、全然大丈夫なんだよ。ほら、見てみろよ?」
言いながら、違和感だらけの右足を大袈裟なほど力強く叩いて笑顔を見せた。
そうすれば、違和感を感じている自分の気持ちさえも誤魔化せるんじゃないかなんて、そんなことを思っていた浅はかな自分が嫌になる。
「まぁ、そんなに元気だし……お前が言うなら、大丈夫か」
笑顔を見せた俺を見て、ようやく息を吐いた水嶋に、俺自身も心の中で安堵の息を吐いた。
だけどその笑顔とは裏腹に、心は痛いくらいの罪悪感で押し潰されそうだった。



