はちみつ色の太陽

 


それでも朝早く家を出て、自転車に乗って学校へ向かった。


それくらい、足は動いてくれていたし、ぶつけたはずの肩に至っては何の違和感もなく機能してくれていた。


学校に着いたら、水泳部のみんなでバスに乗って大会の会場に入ってウォームアップをして。


やっぱり違和感を感じたままの右足には、慰め程度のテーピングを施した。


もちろん、テーピングをしている俺の足を見た顧問の先生にも先輩たちにも心配はされたけど、気合いを入れるためです、と笑顔で誤魔化して。


そうしたら、朝感じた違和感が段々と大きくなっていって……


水嶋に心配されていた時にはもう、今の自分はベストコンディションではないと、感じていた程だった。