はちみつ色の太陽

 


✽ ✽ ✽



日下部くんへの気持ちを自覚して、思わず赤くなってしまった私を見たミドリは「応援してるから、頑張れ」と、笑顔で言ってくれた。


その、応援してくれるっていうミドリの気持ちは素直に嬉しくて。


だけど……実際、何をどう頑張ればいいかもわからないのが正直なところ。


日下部くんとの偽物の彼氏彼女の関係は変わらないし、今は私も日下部くんもスポーツ祭実行委員のことで手一杯。


だから、ミドリの言葉に曖昧に頷いた私は、改めて…………



「……おい。それ、間違ってる」



完全なる、パニックに陥っていた。