はちみつ色の太陽

 



恥ずかしそうにハニカミながらそう言ったミドリは、今まで見てきたどんなミドリよりも可愛いと思った。


刈谷くんが今のミドリを見たら、きっと惚れ直しちゃうよ。


それくらい、刈谷くんへの気持ちを話すミドリは可愛くて愛しくて。



「……好きなんだね、刈谷くんのこと」


「さぁ……どうだろ。潤も、いい加減な奴だから。いつ、私に飽きるかわかんないし?」


「ふふっ、でも、刈谷くんはミドリのことだけは裏切らない気がする」


「だといいけど」



そう言うと、壁に預けていた身体を浮かせて大きく伸びをしたミドリ。


私は恋愛初心者だから、偉そうなことは言えないけれど。


なんとなく……ミドリと刈谷くんは、大丈夫な気がする。


あのフラフラしがちな刈谷くんを、ミドリなら上手いこと乗りこなしそうだし。


それにもし……刈谷くんがミドリを泣かすようなことがあれば、今度は私がガツン!と一発……いや、二発、お見舞いしちゃおう。