「…………教室、行こ?」
「……え?」
「教室に行って、作業の続き……しよ?」
ぽつり、と。
笑みを零しながら声を掛ければ、涙でグシャグシャに濡れた顔を上げた白坂さん。
今の私の唐突な言葉を聞いて、白坂さんが言いたいことも、何を思っているのかもわかるけど。
私は敢えてそれに気付かぬふりをして、再びニコリと笑ってみせる。
「な、何、言って……そんなの無理に決まって、」
「無理じゃないよ?白坂さんの気持ち次第だし。そもそも、実行委員である以上、仕事は最後までやらなきゃでしょ?」
「そ、それは……っ」



