はちみつ色の太陽

 



「高橋くんと一緒に花火大会に行ってあげて、って。お願いしたら、ミツキちゃんがいいよって言ってくれたんだよ?でも、陽くんに内緒にするのは良くないから、それなら四人で行こう……って私が提案して。ね?そうだよね、ミツキちゃん?」


「そ……そうだった、かも、ね……」



もう、そう答える他なかった。


つまるところ、何もかも私の勘違いだったってことだろう。


高橋くんは白坂さんのことが好きで、白坂さんのことを花火大会に誘ったんだと勝手に勘違いしたのも、私。


日下部くんと、夏の思い出として花火大会に行きたいという願いを承諾したのも私だ。


そしてつまり、白坂さんが言うことが確かなら、元々高橋くんが花火大会に誘いたかったのは……私、ってことで。


え……だとしたら、まさか、高橋くんは私のことが好きとかそういう……?


いやいや、ナイナイ。

そんなの絶対、有り得ない―――――



「…………あっそ。じゃあ、行くか」


「へ?」


「あ……っ、陽くん!ま、待って!!」



……日下部くん?