最早パニック状態の私と、そんな私を「お前、ふざけんなよ」と、怒りに満ちた表情で睨んでくる日下部くん。
そして……縋るような視線を送ってくる白坂さんと高橋くん。
え、え……ちょっと、ホントに待って、私に考える時間をください……
そうして、思い出すのは白坂さんとのやり取りの一部始終。
―――――「……でも愛美、高橋くんとそこまで仲良くないし一度は断ったんだけど……でも、これで最後にするから、どうしても……って、お願いされちゃって」
「そうなんだ……」
「それでね?ミツキちゃんに相談なんだけど。一緒に、行ってくれないかな?」
「え?一緒に……って、花火大会に?」
「うん」
――――― やられた。



