驚く私を見て、クスリと笑った白坂さんに、思わず声を失った。
慌ててチラリ、と高橋くんの方を見れば当然の如く目が合って、高橋くんは再び顔を赤く染めたかと思えば、視線を下へと逸らしてしまう。
え、え……?ちょっと待って、ホントにコレってどういう……
「……おい、何勝手に腕にしがみついてんだよ」
だけど、困惑する私を完全無視で、苛立ちしか醸し出していない日下部くんは勢いのまま白坂さんの腕を払いのけた。
それにされるがまま手を離した白坂さんは、眉尻を下げて得意の涙目で日下部くんを見上げる。
「え……?陽くんとのことも、ミツキちゃんがオーケーしてくれたんだよ?私は陽くんと、ミツキちゃんは高橋くんと花火を見る……って」
「……は?」
「だって、私が陽くんと花火が見たいって言ったら、いいよ……って。ね?そうだよね、ミツキちゃん?」
そ、そ、そ、……そうでしたっけ!?



