はちみつ色の太陽

 


「ねっ。だから、お願いミツキちゃん。明後日の花火大会、四人で行こう?高橋くんも、それで諦めてくれると思うし……」



彼女が花火大会に行くなら、当然彼氏も一緒に。


恋愛初心者の私には良くわからないけど、彼氏彼女の世界では、それって普通のことなのかな……


え……っていうか、よくよく考えてみたら、白坂さんは日下部くんのことが今でも好きなんだよね?


それなのに、高橋くんと一緒に花火大会に出かけてるところを見られて、日下部くんに勘違いされてもいいの?


なんて。一人で迷走する、私の考えが伝わったのか。


不意に眉尻を下げた白坂さんが、切なげな表情で私を見つめる。



「ミツキちゃんの言いたいことは、わかってるよ……愛美のこと、不思議に思ってるんでしょ?」


「え……えと……」


「愛美は、陽くんのことが好きだけど……でも、実は最近、やっぱり諦めなきゃダメなのかな……って、思ってて……」


「えっ、」