「も、申し訳ないけど……さすがにそれは、マズイんじゃないかな?」


「へ?」


「だって、高橋くんからしたら、私って完全に邪魔者だし。それに、ほら……三人で行くってなると中途半端な人数で、色々大変そうだし……ね?」



どうにも取り繕うことも出来ずに、結局思ったままのことを正直に白坂さんへと伝えた。


中途半端な人数……っていうのは、付け足しの理由だけど。


でも、困惑する私とは裏腹に、キョトン、と首を傾げた白坂さんは、今にも「何言ってるの?」なんて言い出しそうな顔をしていた。


いやいやいや。

さすがにコレは、私は間違ってないよね?