み、見つかった……!!
心の中で自分の鈍臭さを恨んでも、後の祭り。
ガサガサと足音が聞こえたと思ったら、それは目の前でその音を消した。
思わず下を向き目を閉じて、目の前で間抜けな私を見ているであろう破廉恥(ハレンチ)さんから目を逸らす。
「みみみみ……、見てないし聞いてないし、舐めてとか見られたら困るとか、こんなとこでこんなこととか、お前と離れ難くなるとか膝の上においでとか、そんなの全部知りません、全然聞いてません、全くご心配なく、ごめんなさい……!!」
「、」
「ハ……ッ!!」
自分で言ってから、何言ってくれてるんだ自分!と思ったけれど、それさえもまた後の祭りで。



