「ヒェ……ッ!!」 ガコンッ!と、鈍い音を響かせて、次の瞬間にはその場に足を止める羽目になった。 その理由と言ったら、私があまりの動揺に、フラついてしまったせいで持っていたカラーコーンの一つを落としてしまったから。 「誰だ……っ!!」 結局、そんな私の失敗を神様が見逃してくれるわけもなく、続けて放たれた声に、私は大きく肩を強張らせて固まることとなった。