はちみつ色の太陽

 



「ほら、ミィ……おいで。いつもみたいに……俺の膝の上」



―――…逃げよう。

とりあえず、全部聞かなかったことにして、今すぐ逃げよう。


だって、こんなの気まず過ぎるし、何より人様のそういう行為は見たくもないし。


見る……度胸もないし、覗きなんて趣味はもっとない。


そうして一歩後ろへと足を引き、声の主とそのお相手から遠ざかるように踵(きびす)を返そうとした私。


だけど、そんな私は、まさかのまさか。