はちみつ色の太陽

 


「蜂谷さん?」


「あ……、は、はいっ!ごめんなさいっ」


「あの……私、蜂谷さんに話があったんだけど……やっぱり、今は忙しいかな?」



悲しげに眉を下げ、上目遣いで私を見つめる彼女に再び胸がキュンと高鳴った。


おいおい、ちょっと待ってよ。


男じゃなくても、白坂さんに恋をしてしまいそうなんですけど。


っていうか白坂さん、可愛すぎでしょ。



「え、えと……全然大丈夫だよ?ちょうど今から帰るところだったし、この後も特に予定はないし」


「そっかぁ。良かった」



ホッ、と。胸に手を当て、安心したように息を吐いた彼女はやっぱり可愛い女の子で。


こんな彼女に告白でもされた日には、どんな男の子もイチコロだろうなぁ……なんて。


そんなことを呑気に考えた私は――――本当に、呑気を通り越して、救えない大馬鹿者だった。