「えぇと……ここだと、ちょっと話しづらいんだけど……でも、うん。あのね?」
学校一、可愛いと噂される彼女、白坂 愛美さん。
白坂さんは隣のクラスだけど、一年生の時も違うクラスだったから、今日まで一度も話したことはなかった。
だから、初めまして。私もそう返すべきだったのに、圧倒的オーラを前に動揺してしまった。
「蜂谷さん?」
噂ではよく可愛い可愛いと聞いてはいたけど、こんなにも近くで見たことがなかったからわからなかった。
美少女は、近くで見たら本当に完璧なる美少女で。
シミ一つない肌というのは、白坂さんの肌のことを言うんだろう。
小さな顔、小柄な身体、抱き締めたら本当に折れちゃいそうで、男子が守りたくなる女の子っていうのは、こういう子のことを言うんだろうな。



