「……はい?」
午後一の授業、ミドリの言う通り、今年のスポーツ祭実行委員を決める推薦投票が行われた。
それはクラスメイトの一人一人がクラスの中で実行委員に相応しいと思う人の名前を書いて、先生の持っている箱に入れていく、というなんとも古典的な方法で。
それこそ私は、責任感あふれる学級委員の子の名前を書いて投票したわけだ。
だって、こういうのってやっぱり責任感があって、安心して任せられる子じゃなきゃ。
だから、当たり前にそれに当てはまる人物が選ばれると思っていたし、自分とは無縁のことだと思ってた。
「蜂谷〜、お前、クラスの女子の中では断トツの投票数だったぞ!実行委員、頑張ってな!」
まさか、こんなことになるなんて。



