はちみつ色の太陽

 


呆れ半分、からかい半分といった様子でそんなことを言った潤は、着ていた柔道着の帯を解くと、「疲れたから休憩」と零して、その場に腰を下ろした。



「俺は別に……あいつのことなんか、」


「上履きもさぁ、今朝美月ちゃんが返しに来た時に、ちょっと寂しそうな顔してたしね?」


「そ、それはっ、俺のせいであんなことになったのに、あいつが何も責めるようなことを言ってこないから……」


「……へぇ、ふぅん?」


「……なんだよ」


「べーつにぃ?でも、そんな気にしなくて大丈夫だよ。生理なんて今時隠すことでもないし?クラスの女子なんかも、よく堂々と生理痛がどうのこうのって話してんじゃん。まぁ、美月ちゃんはそういうタイプじゃないかもしれないけど、そこまで気にする必要ないでしょ」