『どうでもいい』と
「“どうでもいい!”だってさ
“そんな事知るか、めんどくせぇ!”
本当にびっくりしたよ。
人が死のうと思うような考えを“どうでもいい”の一言で切り捨てやがったんだよ
そして、こう言ったんだ
“家族や友人が居ないならつくればいいだろ?
生きる価値がないなら生きる価値を見つければいいだろ?
俺が手助けしてやるよ”
ってさ。」
カインさんは、笑顔で続きます。
「“ついて来い”って手を差し伸べてくれたんだ。
そして、ココに連れて来られた。
ココには、俺みたいな人しかいないんだよ」
「え?」
「皆、大切な人をなくしたり、酷い仕打ちを受けたりして自殺に追い込まれた人なんだよ、この村住人は
俺もルーニャもスズもソフィも皆
だから、この村にはルールがあるんだ。」
「人の過去に干渉しない…ですか」
「そう、皆つらい過去があった人たちだからそれを聞き出そうとしないこと。
それがこの村のルールの意味だよ」



