「んっ」

「起きたかい」

「あー、寝てたのか」

俺は目をおさえてソフィに言った。

姫さんの話を聞いてて、眠たくなって眠っちまったらしい。

「あんたねぇ、あの娘はあんたに話がしたかったのに寝ちまうとは失礼だろ?」

「あまりに退屈だったもんだから」

「それが失礼っていうんだよっ!」 

「まあまあ」

ソフィの拳を避け、なだめる。

「なぁ、ソフィ。」

「なんだい?」

「姫さんは俺に何して欲しいって言ってた?」

「あんた…本当に重要なところ聞いてなかったようだねぇ

 7つの大罪人とかいう奴らを探すのを手伝って欲しいんだろう」

「……そうか」