「あの、ヴィルさん」
「ん?」
歩きながら私はヴィルさんに聞きたかったことを聞くことにしました。
「ヴィルさんが私を助けてくれたんですよね?」
「そうだけど?」
「どうして、あんな森の中に来ていたんですか?」
迷いの森、死の森と呼ばれる森にどうしてヴィルさんは入ったのか私は気になっていました。
ましてや、こうして私を助けている。つまり、迷いの森を突破したのです。
見たところ羽はなく精霊や妖精では無いようですし、魔法使いにも見えません。
ヴィルさんはかなりの強者なのではないかと私は考えています。
見たところそんなふうには見えませんが…。



