幼なじみの球児はあたしの天敵。


「お前さあ、話し聞いてた?」

「ううん、ぜーんぜん聞いてない」

「えー、なに〜?美優にも聞かせてよ〜」

「美優には関係ねーよ」

「んまあ、いーよ、いこ美優!ばいばーい一樹」


あたしは、莉子ちゃんの告白を言いふらさないと決めた。


あたしも自分から告白できるくらいの恋したいなあ。

あたしは、放課後美優と遊んで10時超えてて、子供部屋にそのまま帰った。


ガチャ

「あー、つかれたー」


言いながら部屋に入ると、和也がいた。

「おー、瑠衣ねえおかえり」

「ただいま〜つかれたー」

あたしはそのままベッドにダイブした


「あれ?一樹は?」