「よっしゃ!梨央の水着姿見れる~♪」





―っ!それが目的か。感心してそんしたわ!


でも、ま、いいや。大樹が楽しそうだし。




「言っとくけどビキニなんて着てこないからね!」



相変わらすわニヤニヤしている大樹に私はそう、とどめをさしてやった。




大樹は嘘でしょ!?とでもいうような顔をしてこちらを見つめている。



「なんでだよ!?夏だ!プールだ!ビキニだ!じゃないの?」



「そんな言葉誰が作った」




「俺!」




自信満々で身を乗り出す大樹。




はぁ、呆れる。そんな大樹に私は鼻でふっ、と笑ってやった。