どこでも良いって言われてもな~それが一番困る!



「え~大樹が決めて~」



結局私は大樹にたくすことにした。すると大樹はめんどくさそうな顔で




「は~?どこでもいいっていってんだろ」



なんて。




―こいつは本当に…………はぁ。




私はジュースを一口だけ飲んだ。




「夏だし、プールとかでいいんじゃん?」




沈黙を破るようにして発された大樹の声。






―なんだよ、ちゃんと考えてんじゃん。大樹のそういうとこ、私は嫌いじゃない。気まずくなるのをさけてくれる。




「いいよ、わかった」