「でもイイよなぁ~五味淵先生がお前のいとこだったとはな。 俺一目惚れだよ」 信次はミユを見てから一目惚れをしてしまったらしい。 まぁ~信次以外の男子生徒の大半はそうだろう。 だが、僕にはどうしてもミユには手を出せない。五味淵のおじさんやおばさんは、僕を信用して一緒に住ませているわけで、いとこ同士で付き合うことなんか聞いたら、親父の面目もなくなってしまう。 それに第一、ミユは僕よりも6歳も歳が離れているんだし、ミユからもけして恋愛対象には見られていないことわかっている。