映画のみかた

渋々、2階に上がりミユの部屋の前まで来てノックをした。


コン コン


返事がない。



しかたなく少し悪い気持ちもしたが中に入ると、無防備なミユがベットの上にいた。


昨日をチラっと見たが、こうまじまじと見ると本当にかわいい。


いや、かわいいというよりは美人に属するだろう。


紙は長く肩のあたりで風に吹かれなびいていて、卵のような小顔に身体のラインがまたキレイだ。

つまり、でる所はでていて、でなくてイイ所はでていない感じだ。


これがあのおかっぱのミユかと思うと、女という生き物しばらく見ないと変わるものだなとつくづく実感してしまう。