ピンポーン!
親父と僕はトラックから降り、親父はインターフォンを鳴らした。
すると中から、多恵子おばさんが出てきた。
「あら~、しばらく見ないうちにハルちゃん大きくなったね。もこみちそっくりになっちゃって。」
多恵子おばさん相変わらず明るく、僕はとりあえず会釈をした。
「じゃあ春樹!荷物を降ろしてしまおう。」
親父はトラックの上にのぼり荷物を降ろしはじめた。
「ハルちゃんの部屋は一階の入って右側だからね。まだ岳も部活だし、ミユも先生をやっていてまだ帰って来てないから、ゆっくりしてって」
メニュー