「ねぇ、聞いてる? あんまりだよなぁ………親父も五味渕のおじさんも…」



カウンターの上に置いてあった、フレンチトーストかじりながら言った。




「自分たちがいない間、ミユと岳と一緒に暮らせって言うんだよ!!
あいつらとなんかもう小学生の時いらい会ってないのに。」




館長は笑いながら、グラスを磨いていた。